推し活マネーガイド › 相場を知る
推し活の年間費用を見積もる — イベントカレンダー逆算法
推し活の支出は毎月一定ではなく、ツアーや周年のある月にドカンと集中します。だから「月◯円まで」という予算だけだと、肝心のイベント月に破綻します。解決策は年間で見積もって月に割り戻すこと。手順を解説します。
目次
- なぜ月予算だけだと破綻するのか
- ステップ1: 年間イベントを洗い出す
- ステップ2: 概算を置いて年間費用を出す
- ステップ3: 月々の積立額に割り戻す
- 突発イベントに備えるバッファ
なぜ月予算だけだと破綻するのか
推し活の年間支出をグラフにすると、たいてい2〜4個の大きな山(ツアー月・周年月・リリース月)と、静かな谷で構成されます。月3万円の予算を立てても、遠征のある月は1回で5万円を超えることが珍しくありません。「予算を破った」罪悪感で記録も予算もやめてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。
ステップ1: 年間イベントを洗い出す
まず、向こう1年に起こりそうな「お金のかかる予定」を書き出します。発表前でも「たぶんある」で構いません。
- ツアー・単独ライブ(毎年ある推しならほぼ確定枠)
- 周年イベント・記念ライブ
- 推し・グループの誕生日(グッズ、広告企画、配信)
- リリース(アルバム・シングル・写真集・円盤)
- FC・サブスク・メンバーシップの更新月
- コラボカフェ・ポップアップ・展示会
- 夏フェス・対バン・大型イベント出演
ステップ2: 概算を置いて年間費用を出す
それぞれに「ざっくり概算」を置きます。精度は不要で、過去の実績か遠征費の相場を参考に置けば十分です。記入例:
| 予定 | 時期 | 概算 |
|---|---|---|
| 春ツアー(遠征1回+近郊1回) | 4〜5月 | ¥80,000 |
| 周年ライブ | 9月 | ¥40,000 |
| 誕生日(グッズ・お祝い) | 11月 | ¥15,000 |
| リリース2回 | 6月・12月 | ¥20,000 |
| FC更新・サブスク | 通年 | ¥18,000 |
| 年間合計 | — | ¥173,000 |
ステップ3: 月々の積立額に割り戻す
年間合計を12で割ると、この例では月あたり約¥14,500。これが「山も谷もならした本当の月予算」です。静かな月もこの金額を推し活口座(または袋分け)に積んでおけば、イベント月に貯まった分から払うだけ。イベント月の出費が「予算オーバー」ではなく「予定どおりの取り崩し」に変わります。積立の仕組み化は推し貯金の作り方も参考にしてください。
突発イベントに備えるバッファ
推し活には「突然の発表」がつきものです。追加公演、急なコラボ、サプライズのグッズ販売。経験則として、年間見積もりの2割程度をバッファとして上乗せしておくと、大半の突発に対応できます。先ほどの例なら約3.5万円、月3,000円弱の上乗せです。
POINT
年間見積もりは一度作って終わりではなく、実績で更新していくものです。今年の記録が、来年の見積もりの精度をそのまま決めます。